Studio RLight コラム

ロゴデザインは印刷結果を意識しよう投稿日:2015年9月28日 カテゴリ:印刷

会社や商品のロゴマークはシンボル的な意味合いやブランド訴求に繋がり、同時にその企業や商品の意思表示にもなるため、どうしてもこだわりたいデザイン画の一つです。しかし、せっかくの綺麗なロゴマークもデザインの形状、模様、色数により、印刷ができない場合が時々あります。見かけだけのロゴマークではなく、そのデザインがしっかりと印刷(出力)できる事を確認しながら、デザイナーにロゴのデザインを依頼しましょう。

印刷技術を知らないデザイナーには要注意
イラスト風のロゴマーク、写真画質のようなロゴマーク、3DCGを使った立体的なロゴマーク、毛筆や手書き風のロゴマークなど、デザインの制作方法は様々ですが、最終的に完成したロゴマークは印刷に使う、またはホームページで表示するなど、使い道は共通です。一見、デザイン力があり、見栄えの良いロゴマークでも制作データを見ると印刷に不向きである、または色彩濃度を変更しないといけない場合など、特に印刷については様々な問題が発生します。これはロゴをデザインするデザイナーがどこまで印刷技術やロゴの使用条件について理解しているのかが問題になります。

 

初歩的な問題としてはフルカラーでロゴマークのデザインを行ったが、黒1色で印刷をしなければならなかった。しかしグレースケールと呼ばれる黒の濃度だけのロゴマークが制作されていなかったため、後々に追加で制作をする事になった事例がありました。 また別の問題では映像制作をした時、黒背景に白でロゴマークを表示しなければならなかったが、白黒反転させたロゴマークがなかった。しかもデザイン形状により制作が困難になった事例もありました。インターネットで安価にロゴマークのデザインを依頼する場合、このような配慮や提案のない場合がありますので注意が必要です。

デザインだけではなく、使っている色の色彩データを決めていく
デザイナーにロゴマークを依頼する場合、デザインだけでなく色彩データをしっかり決めるようにしましょう。印刷をする時には全ての色に定められた色彩番号、またはCMYKと呼ばれる版下の色彩濃度を示す数値があります。この数値が基本情報となり、様々な印刷物を刷り上げる時に、統一された色で印刷結果を出す事ができるようになります。デザイナーによってはモニターによる印象で色を決めてしまい、数値を確認しないでデザイン画を決定する問題が多数あります。同じ青でも10%の違いでその濃度が大きく変わりますので注意が必要です。

ロゴマークの使用環境を事前に考えよう
ロゴマークのデザインを依頼する場合、よく考えると印刷は紙だけではありません。OPP製品(フィルム袋)やクリアファイルなどは印刷機もその方法も異なります。またTシャツやのぼりなどの布製品、そして身長よりも高い看板用の印刷など、ロゴマークの使用方法とその環境によりデザインや制作方法を考える必要があります。またロゴマークは映像用としてその表示の仕方に静止画からアニメーションまで手法が複数あります。ロゴマークは様々な場所や目的に応じて使用されます。またイベントや共同事業ではロゴマークを持ち寄るような使用環境も少なくありません。
ロゴマークは印刷する事が基本です。
まずは印刷結果に注目して制作方法を検討する事をお薦めします。

 

 

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