Studio RLight コラム

印刷をするといつも色が違って出てきます…なぜ?投稿日:2015年5月7日 カテゴリ:印刷

パソコンのモニターに向かって紙面のデザイン制作をして、そして実際に印刷をすると色が違って出てきてしまう。 色が濃い、薄い、またはちょっと赤い印象があるなど、モニターの色と見比べても同じには見えない時がないでしょうか。

モニターの色と印刷物の色は同じにはならない
モニターで見ている色は光が創り上げている色彩ですが、印刷は紙にインクを染み込ませて色彩を再現しています。そのため同じ色をモニターと印刷で再現しているとしても、肉眼で見る時に、再現されている色の質に違いが出てしまいます。 モニターでは発色の明暗や色彩濃度の調整ができます。一方、印刷でもインクの量を設定する色彩濃度の調整ができます。どちらを基準にして考えるかは個々それぞれですが、双方の色彩濃度を調整しながら、同じ色に見えるよう近づける努力が必要となります。 余談ですが、印刷する紙質が違うと、色の見え方に大きく影響します。そこで印刷時には試し刷りと呼ばれますが、プロの世界でも実際に印刷をしてみないと本当の色が確認できません。

色は数値化されている
パソコンのモニターで紙面をデザインする時、自身で自由に色を使って見出しや背景色を決めていると思います。モニター上では鮮やかなのに、印刷ではその色彩が再現されない。もしモニターの色が実際の印刷物と色味が違うのであれば、どの色を信用すればよいのでしょうか。 パソコンのグラフィックソフトでは印刷で使う4色のCMYKで紙面制作をしており、それぞれの色を数値化しています。例えば黄色であればYが100%です。真っ黒はKが100%となり、グレーはKの半分の50%です。この数値をグラフィックソフトに入力して混ぜ合わせる事で、たくさんの色を作る事ができます。

色見本帳を使う
色見本帳では様々な色彩のCMYKが数値化されています。この色見本帳は実際の紙に印刷をした色見本のため、印刷会社でも色の濃度を確認する時に基準として使用されています。これを使用して色を作り、デザイン画に使用する事で安定した印刷結果を出す事ができます。一般の書店でもたくさんの色見本帳や色彩濃度を一覧表にした辞典や書籍が販売されています。ぜひご活用下さい。

色見本帳を基準にしてモニターの明暗や色彩設定を行いましょう。モニターの色はあくまでも光が再現している色彩です。色見本帳の色見本と印刷物の色彩を比較して、色彩濃度を合わせる努力が解決の近道です。

 

 

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