Studio RLight コラム

映像制作の手順について簡単に知りたい投稿日:2015年9月8日 カテゴリ:映像

映像の作り方としては、撮影をして、編集を行い、そして最後に音や文字を入れて作る事が、一般的に理解されている制作順序だと思います。その通りなのですが、実際に始めてみるとなかなか想像よりも難しい作業である事が実感できると思います。

 

そこで制作の順序についてプロが実施している基本的な方法を紹介しましょう。知っていると打合せなどできっと役に立つと思います。

映像制作の準備段階がPre-Production
実際の撮影前までに行う全ての準備作業をPre-Productionと呼びます。よく映画などで構想○○年という言葉を耳にしますが、Pre-Productionに含まれているといってよいでしょう。ここでは映像の内容から、撮影に必要な道具、撮影場所の許可、撮影時期、作業に関わるスタッフ、そして費用など全ての準備を丁寧に進めていきます。

 

これは、旅行をする時の交通手段、観光地の確認、旅券の取得、旅費、宿泊先、荷物の用意などと同じ作業と考えるとよいでしょう。映像制作で一番時間がかかる作業といっても過言ではないでしょう。ここで手抜き作業をすると、後に撮影のやり直しや、編集の時に不備が見つかってしまいます。これは追加作業費になりますので注意が必要です。そのため業者に映像制作の依頼をする時は、ここの作業に十分な時間が取れるように、早めに相談する事をお薦めします。

撮影という制作業務がProduction
Pre-Productionが完了すると、そこで決定した撮影スケジュールに合わせて撮影作業が開始されます。Pre-Productionではあくまでも想像をしながら撮影準備を進めてきましたが、実際に撮影現場でカメラを向けてみると、想像と違ってしまう事や、想定外の問題がよく起こります。 特に屋外での撮影では天候が大きく影響するため、思い通りにはいかない実情を知っておきましょう。これは予算や制作期間に影響するため、Pre-Productionの段階で予め検討しておく事をお薦めします。

作った部品をまとめる編集・合成作業がPost-Production
映像では撮影した映像が全ての素材の基となります。これを効果的に繋ぎ合わせ、映像に合わせて効果音、音楽、声などを合わせていく作業が編集と呼ぶPost-Productionです。お料理で言えば味見と盛り付けの作業になります。視聴者に対して映像の内容が一番伝わる方法を考慮しながら、映像の見せ方や文字表示などをしっかり作り込んでいきます。たくさんある映像素材を組み合わせて映像を作り上げていくため、一番難しい作業と考えているプロもいます。

 

 

プロの映像制作は大きく工程を3つに分けて作業を進めています。一番楽しいと思われる撮影から、その場の状況に合わせて好きに制作を始めると、家庭のホームビデオにあるような、まとまりのない長い映像になってしまいます。そして大切な事は、撮影した映像が全ての素材となるため、撮影結果が良くないと、どんなに編集で頑張っても作品の品質が上がりません。これはどんなに有能な料理人でも、食材が良くなければ、香辛料などで味をごまかすような料理結果になってしまう事を意味します。 ぜひこの3つの工程を基本に映像制作の打ち合わせに役立てて下さい。

 

 

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