Studio RLight コラム

紙質に注目して印刷予算を効果的に削減投稿日:2015年8月27日 カテゴリ:印刷

印刷を依頼する時に迷ってしまう紙質の問題があります。どんな紙質が良くて、そして厚みが適切なのか、あまりにも膨大な紙の種類があり過ぎてわからなくなる人もいるでしょう。どれが最適かわからず、業者にお任せする事があると思います。そんな紙について一般的な基準を知っておくと、それを基準に紙の選定をする時に役立ちますので、ぜひ知っておきましょう。

紙には3つの種類がある
紙選びをする時に必ず紙質を知っておく必要があります。一般的にはよく耳にするコート紙、マット紙、上質紙の3種類があります。

 

コート紙は表面がツルツルとして光沢感のある紙です。写真の色彩が鮮やかに印刷できる事から、商業施設や宿泊施設のパンフレットなどに多く使用されます。

 

マット紙はコート紙とは反対に光沢を抑えた艶消しタイプの紙です。写真の色彩がグッと抑えられ、落ち着いた趣が印刷結果として現れます。

 

上質紙は一般オフィスで使用されているコピー用紙です。色鮮やかとはいえませんが、筆記できる事からアンケート用紙や申込書など、黒1色で刷る印刷物に適しています。

 

どの紙質も一度は触って見た事がありますので、ぜひ見比べて下さい。

紙の厚みは4段階で判断する
厚い薄いで紙の厚さを判断せずに、紙の重さで厚みを表現しています。業者向けの情報は混乱するので、どの印刷会社でもよく使用される基本的な紙の厚みとして73kg、90kg、110kg、135kgを覚えておきましょう。 コート紙、マット紙、上質紙に対応しています。73kgより薄い紙もあり、135kgよりも厚い紙が存在します。

 

よく見る新聞折込広告、フライヤー、パンフレット、冊子物などはこの4種類の厚みでほとんど対応しています。73kgより薄くすると、両面印刷した時に裏の印刷内容が透けて見えてしまう【裏写り】が起こります。 チラシなど大量に印刷して配る場合には適していますが、パンフレットでは貧相な印象があります。

 

一方135kgはそれなりに厚みがあり、しっかりとした印刷物の印象があります。パンフレットには適していますが、チラシではちょっともったいない厚みかもしれません。

 

 

そして一番人気は90kgと110kgですが、触ってもほとんど違いを感じないでしょう。展示会や商業施設のA4チラシはほとんどがこの厚みです。1円でも安く印刷するなら90kgを選択、印刷費用に大きな差を感じないなら110kgを選択しましょう。

90kgと110kgの賢い使い分け
それほど厚みに差を感じないこの90kgと110kgの紙ですが、万単位の印刷枚数だと予算にも差が出ますし、冊子物のように数十枚を重ねて製本する場合では、冊子物1冊あたりの厚みにも差が生じてきます。また新聞折込広告では地方によって110kgは厚紙扱いで、通常の折込料金より割増になる場合があります。 このように印刷枚数によって紙の厚みが印刷費用に影響する事、また印刷物を発送する費用にも大きく影響します。この辺りに注意をして紙質を選んでいきたいです。 ※A4サイズの印刷物を縦置きラックに入れて、紙の薄さによりお辞儀をしないようにしたいのであれば110kgが最適です。

上記以外の紙は特殊紙として扱う
商品のパッケージや結婚式で使用される品質の良い紙は、全体的に特殊紙として呼んでいます。これらは広告用の印刷ではなく、印刷済の紙製品として位置付けています。名刺や招待状は紙質にこだわる場合が多いので、紙見本を見ながら印刷会社と打合せをする必要があります。

 

 

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