Studio RLight コラム

Power Pointでアニメーション演出にこだわりたい投稿日:2015年6月26日 カテゴリ:Microsoft Office

Power Pointでプレゼンテーションをする時、見た目の娯楽性や、表示させる文字に動きを加えるなど、自由な演出ができるアニメーション機能が魅力的です。そこで映像編集という観点から、このアニメーションの効果的な使い方を考えてみましょう。

動画酔いの問題を知る

テレビゲームをする人なら、聞いた事がある3D酔いの問題。キャラクターを操作すると、画面が激しく上下左右に動くため、その動きや画面の中の情報を目で追いながらも捉えきれず、目が疲労を訴えて酔ったような感覚になる現象があります。実はPower Pointでもやたらと文字が画面のいたる所から現れたり、必要以上に飛んだり跳ねたりすると、プレゼンテーションを視聴している人が疲れてしまう事があります。実は動きがあれば娯楽性が増すのではなく、動きをつけるという事を、視聴している人に興味を持たせる、または注目するよう注意喚起を起こさせるなど、目的を持って使う事が効果的と考えます。

色々なアニメーションを使ってみたくなる症状

どうしても色々なアニメーション機能を使うと見かけが良く、効果的だと感じてしまいますが、プロの演出家になると、無駄にアニメーションを使いません。実際はプレゼンテーションの内容が重要であり、アニメーション機能はほんの飾り程度と考えます。アニメーション機能を使うとしても、最大で3種類程度にして、それぞれのアニメーションにはどの時にその効果を使用するのか決めておきます。 例えば
①「フェード」は各話題のタイトル表示させる時
②「バウンド」は注意点を強調する時
③「ズーム」はグラフなどの図解を表示する時
のように、動きに約束を決めておくとアニメーション効果が上手くまとまるようになります。

アニメーションウィンドウが映像でいう編集機能

Power Pointに備わっているアニメーション機能は、「アニメーション」のタブに多数収められていますが、表示のタイミングや動きのスピードは「アニメーションウィンドウ」で編集します。これは表示させる文字をいつ、そしてどの順番で動かすのかを指定します。できればその動きにどのくらい早く、または遅く見せるのか、スピードについても編集しましょう。この指示を順番にまとめたもの、そして映像やアニメーションのような動画編集では、これを「タイムライン」と呼びます。これを多数組み合せる事で、効果的なアニメーション演出が総合的に出来上がっていきます。

編集作業は実験の繰り返し

アニメーションや映像は動きがあるため、どうしてもタイミングや動きのスピードなどを調整する必要があります。慣れるまでは編集作業の繰り返しで、動きを再生して、見て、そして納得できるまで作業が続きます。作業を繰り返して経験を積むと、動きに対しての時間の感覚がわかるようになるので、上手くいかない時は、できるまでとにかく頑張りましょう。アニメーション効果が上手くできるようになると、そこに自然と娯楽性が感じ取れるようになります。視聴者に対し、興味を持たせる事よりも、興味を持ち続けさせる事が編集作業の難しい部分であり、楽しい部分でもあります。

 

 

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